イヌの体と特性-(6)ペコとろうそう

●ペコ

ペコは、ペット業界の通称で、泉門(せんもん)または、モレラのことです。頭のてっぺん、頭頂部の頭蓋骨が完全にはくっついていない状態を言います。触るとやわらかいので、ペコと呼ぶようになったのでしょう。

ペコは小型犬種に多く、チワワではペコがあっても特に問題視されないと言われます。通常は、子犬のうちは頭蓋骨にすきまが空いていても、成長するにつれて閉じていきます。

完全に閉じなくても、小さな穴であれば健康上に大きな問題はありませんが、すきまが大きく開いたままの場合は、虚弱体質や水頭症の原因になったり、頭部への打撲が致命傷になることもあるので、看過できません。

●ろうそう(狼爪)

ろうそうは、親指の爪のことです。通常は、前足にはありますが、後ろ足にはない爪です。なかには、後ろ足にもろうそうを持った子犬も産まれますが、誕生後すぐに取ってしまうことが多いようです。

ほとんど地面と接することがない位置についているろうそうは、爪が伸びても全くすり減らないので、放っておくとどんどん伸びてしまいます。ひっかけて折ってしまう事故などもあるので、後ろ足のろうそうを切除してしまうケースが多いようです。

沖縄の琉球犬(縄文犬とも呼ばれる)には、後ろ足にも、ろうそうが必ずついています。

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