イヌの体と特性-(7)犬の視力

犬は、近視なので近くのものに焦点を合わせることが得意ではないと言われます。視力が良いとはいえませんが、動くものを捉える動体視力は優れています。

シェパードによる実験では、動かないものの場合は、550メートル離れたところにあるものを察知するのが限界だったが、動くものでは、825メートル離れたところにあるものを捕捉できたと報告されています。

比較的、視力が良いと言われるハウンド種や牧羊犬では、1,500メートル離れたところで動いているものに気づいたという報告もあります。

犬の視野は、一般的には250度ぐらいですが、頭の幅が狭いハウンド種などでは、もう少し広い270度ぐらいあります。広い草原で獲物を見つける狩猟犬ならではの特性と考えられています。

犬は色盲と言われていましたが、実験で、紫、青、黄色の3色は見分けられることが分りました。

ちなみに、写真を撮ると犬の眼が赤く写る、あるいは暗やみで犬の眼が光るのは、犬の眼の網膜の下には、タペタムという反射細胞があるからです。光がまっすぐに眼に入ってくると、タペタムによって、黄緑色に反射するのです。

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