イヌの交配と出産-(9)出産の準備

出産の準備

妊娠後期(交配日から数えて42日以降)に入り、母犬の食欲が落ちて、床を引っかくような巣作り行動や落ち着きなくうろうろするなどの行動が見られるようになったら、出産が近いというサインです。

●産箱の用意をする

オオカミは外敵から見つからない場所に穴を掘り、その中で出産します。犬も本能的に遮蔽された空間を求めるようになります。産箱は、外敵から身を隠す穴のかわりになるものです。

●産箱の作り方

1.囲いを作る

母犬が安心するように、なるべく外からは見えないように囲います。素材は、板、ダンボールなど。

2.囲いには母犬のための出入り口を設ける
生まれた子犬が這い出さないように、出入り口の下の部分には仕切りをつけておきます。

産箱の中には、タオルケットや短冊状に切った新聞紙を敷き詰めておきます。冬には、生まれた子犬が低体温にならないよう、室温を28℃ 程度に設定します。

●産まれてくる子犬のベビーベッド

多頭数が産まれてくる場合に備えて、一時的に子犬を入れておくベビーベッドを用意しておきます。小さいダンボール箱の底に、まずトイレシーツを敷いて、その上に短冊状にちぎった新聞紙を入れておきます。新聞紙には保温効果があります。

●準備しておくその他のもの

子犬を拭くための清潔な布(タオルでもよいがループがあるものだと爪がひっかかるので、できれば平織りの布が好ましい。)

消毒済みのハサミと木綿糸(へその緒を切り、縛るため)

ティッシュやおしぼりなど

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