飼い主の心構え-(1)ゆったり飼い主

犬の飼い主に求められる心構え

●ゆったり飼い主

犬の理想の飼い主になるために必要なのは、「ゆとり」です。「心のゆとり」「時間のゆとり」「お金のゆとり」そして、「変化のゆとり」です。

ゆったり飼い主は、心にゆとりがあるので、子犬を飼おうとする前に、じっくり勉強をします。どんな種類の犬が適しているのか、どんな性格の子犬を選ぶのか、どのように迎え、育て、しつけるのかといった知識を仕入れておきます。

そして、自分の生活の中に犬を迎え入れる場合に、毎日ちゃんと世話できる時間の余裕があるか(時間のゆとり)、フードや予防接種などにかかる犬の生涯の費用を負担する経済的な余裕があるか(お金のゆとり)、将来、結婚したり、子どもが生まれたり、引っ越したりする場合にも、変わらずに犬を飼い続けることができるか(変化のゆとり)などについて、冷静に考えてみます。

それらの条件をゆとりをもってクリアできるということになって、初めて、子犬を迎えるのです。

子犬を選ぶときにも、信頼できるブリーダーに予約を入れて、何ヶ月でも待つことができます。そうすることで、遺伝的な疾患のない、健康な子犬が手に入ることを知っているからです。

子犬が産まれてからも生後8週齢(60日)を越えるまでは、母犬や兄弟犬と一緒に社会期を過ごさせるために、待ちます。その時期が飼いやすい従順な性格の犬に育つために、とても大切なのだということを理解しているからです。

子犬ではなく、動物保護センターで救いを待っている犬を選ぶ人もいます。犬から得られるメリットを優先するのではなく、犬と生活をともにする喜びにこそ価値があると考えているからです。

犬が家に来たらすぐにしつけを始めますが、できないからといってあせったり、おこったりはしません。犬にはそれぞれに個体差や能力差があることを知っているので、決してあきらめずに、続けます。服従させるというのではなく、飼い主と犬の間のきずなを育む気持ち(心のゆとり)で接します。

良質なフードを選び、定期的に感染症を予防するワクチン接種を欠かしません。それが健康を維持し、病気を予防することを知っているからです。

毎日、犬を散歩に連れ出して、適度な運動と気晴らしをさせます。きちんとリードをつけて、散歩をさせ、おしっこやうんちの後始末もちゃんとします。それが、地域社会の人たちとの良い関係を維持するために大切なことだと知っているからです。

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