犬の栄養学(23)ビタミンC

犬や猫、ネズミなどほとんどの動物は体内でビタミンCを合成できます。

しかし、人、猿、モルモットなどは、ビタミンCを体内で合成できません。

ビタミンCを体内で合成できる動物の場合、グルコース(ブドウ糖)からいくつものプロセスを経て、ビタミンC(L-アスコルビン酸)を合成します。

D-グルコース → D-グルコース-6-リン酸 → D-グルコース-1-リン酸 → UDP-D-グルコース → UDP-D-グルクロン酸 → D-グルクロン酸-1-リン酸 → D-グルクロン酸 → L-グロン酸 → (グルコノラクトナーゼ) →  L-グロノ-γ-ラクトン → (L-グラノラクトン酸化酵素/GLO) → ビタミンC(L-アスコルビン酸)

人、猿、モルモットの場合、このビタミンCの合成プロセスの最後に出てくる酵素「L-グラノラクトン酸化酵素」の遺伝子に進化の過程でたくさんの突然変異が生じたために、体内でビタミンCを合成できなくなってしまったのです。

犬をはじめ、ほとんどの動物には、この酵素の遺伝子に変異が起こらなかったため、体内で十分な量のビタミンCを合成できるのです。

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