ドッグフードの栄養学-(15)ドッグフードの添加物

●ドッグフードに使われる飼料添加物

ドッグフードの添加物には、水と脂肪の分離を防ぐための乳化剤や界面活性剤、脂肪の酸化や腐敗を防ぐ抗酸化剤、フードの傷みを抑える抗菌剤、飼い主にアピールするための着色剤などがあります。

飼い主からの反発を意識して、ペットフードメーカーは、抗酸化剤として自然のビタミンCやビタミンEを使っていることを強調していますが、実際には、エトキシキンやBHT、BHAが使われている可能性は考えられます。

日本では、エトキシキンは食品添加物としては許可されていませんが、飼料の酸化防止剤として使用することは認められています。

エトキシキンは、ビタミンEよりも安定度が高く、少量で酸化防止力があるため、海外では、飼料、農薬、化粧品などの酸化防止剤として広く使われています。

AAFCOでは、エトキシキンを飼料に使用する場合には、150ppm以下に制限しています。また、ヨーロッパや日本では、エトキシキンとBHA、BHTを合計した総量が150ppmを越えてはならないと定められています。

エトキシキンは、少量でも抗酸化効果が高いので、ドッグフードに使われている量はかなり低いと考えられています。

脂肪が酸化してできる過酸化脂質は、特に細胞に有害であることがわかっているので、ドッグフードに酸化を防ぐ添加剤を使ってはいけないとも言い切れないという意見も出されています。

カテゴリー: ドッグフードの栄養学   パーマリンク

コメントは受け付けていません。