ドッグフードの栄養学-(18)表示の解説

●成分表示の解説

水分(moisture)

原料を105℃で3~4時間加熱すると、水分が失われて乾物が残ります。

ドライフード、セミモイストフードでは、製品の栄養素は乾いた状態で含まれているので、水分含有量が多いフードほど栄養価値は下がります。

粗灰分(crude ash)

フードを燃焼させた場合に、燃え残るもののことです。有用なミネラルも含まれますが、土壌元素が多く、無機物と呼ばれるものです。

粗灰分が多いほど、栄養価値は下がります。

粗タンパク質(crude protein)

タンパク質には、平均16%の窒素が含まれています。窒素量を測定して、その数値を6.25倍したものを、粗タンパク質と呼んでいます。

粗脂肪(crude fat)

主体はトリアシルグリセロールと呼ばれるもので、エネルギーとしての価値が高いものです。

粗繊維(crude fiber)

炭水化物に含まれている繊維質で、エネルギー価値は低い。

可溶性無窒素物(nitrogen free extract : NFE)

繊維質以外の炭水化物。多いほど、栄養価が高い。

NFE含有量 = 100 ― (水分+粗タンパク質+粗脂肪+粗灰分+粗繊維)

●添加物の表示

特別な規定はありませんが、通常は、公的に認可された食品添加物、飼料添加物だけが使用されています。

●原産国の表示

製造工程で、最終加工が行われた国名が表示されています。

日本国内で製造されたものは、「国産」と表示されます。

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