ドッグフードの栄養学-(20)チェックポイント

ドッグフードのチェックポイント

●「総合栄養食」か「栄養補完食」か

パッケージに「総合栄養食」の表示があれば、ペットフード公正取引協議会の承認する給与試験(分析試験)の結果、総合栄養食であることが証明されています。

ドライフードにもウェットフードにも、総合栄養食と栄養補完食があるので、パッケージのイメージやキャッチフレーズに惑わされないで必ず確認します。

総合栄養食だと思って与えていたら、実は栄養補完食だったため、特定の栄養素が不足していたということにならないようにしましょう。

●原材料

肉類の表示では、「牛肉」「鶏肉」「子羊肉」となっているものの方が、「牛肉及び牛副産物」「鶏肉及び鶏副産物」となっているものよりも高品質のタンパク質が含まれています。

「乾燥牛肉」、「乾燥鶏肉」、「乾燥子羊肉」とあれば、水分を含んだ生肉の状態ではなく、加工後の製品に含まれている状態で、多く含まれている順に表示されているので、より信頼性が高まります。

全卵には、タンパク質、リボフラビン、葉酸、ビタミンB、A、Dなどが多く含まれています。

豆のタンパク質には、必須アミノ酸が多く含まれています。

●必須脂肪酸

子犬の脳の発達や体の抵抗力を高めるオメガ3脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)。

健康な皮膚や被毛を維持するオメガ6脂肪酸のリノール酸あるいはγ-リノレン酸が含まれているか。

●穀類

炭水化物源。米、コーン、小麦粉、乾燥トウモロコシグルテン粉、小麦粉やグルテン粉など。米、トウモロコシ、小麦、大麦、オーツ麦、ライ麦の間で、タンパク質の質にそれほど違いはありません。米(ライス)は、犬が100%消化できる穀類です。

●抗酸化成分

ビタミンE(トコフェノール)、ビタミンC(アスコルビン酸)、ローズマリー抽出物は、脂肪の腐敗を防ぐ保存剤として一般的に使われています。

ベータカロチン、ルテイン(アミノスルホン酸)は、免疫機能を高めます。

保存剤としての効果は、ビタミンCはパッケージ開封後12時間以内、ビタミンEは、開封後約1ヶ月以内と言われています。そのため、ドッグフードは1ヶ月以内で使い切るサイズのものを選び、開封したら、密封して、涼しい場所で保管するようにします。

●ビタミン類

ビタミンA :視力と皮膚の健康維持

ビタミンD: 健康な骨と歯のために

ビタミンB群(B1,B2,ナイアシン、パントテン酸、B6,ビタミンH/ビオチン、ビタミンB12,葉酸)は、細胞の働きに大切。

ドッグフードは、さまざまな炭水化物、脂肪、タンパク質、水分を含む混合物で、それらに比べればミネラルやビタミンの含有量はずっと少ないものです。

しかし、長期間にわたって給餌することを考えると、ほんのわずかしか含まれていなくても、犬の健康を維持するためには大切です。
タウリン、リコピン、クエン酸は、体の抵抗力を増します。

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